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「世界を考えるセミナー」報告
遅ればせながら先週土曜日(5月15日)に開催された、「世界を考えるセミナー:国連UNHCR協会事務局長、高嶋由美子さんを迎えて」のご報告です。

「難民問題」という真面目で、一般的にはあまり馴染みのないトピックでしたが、そこにいるだけで場を明るくしてくれる高嶋由美子さん。正のオーラで、セミナーは終始なごやかな雰囲気で進みました。



質疑応答の時間には、フィールドでの衣食住にまつわる生活環境に関する質問なども出るかな?と思ったのですが、より具体的な質問(例えば、「国連職員になるには、また組織内で生き残るために必要な条件は何ですか?」など)といった質問がたくさん出て、参加者の方々の関心・意識の高さがあらわれていました。将来国連やUNHCRで働きたいと思っている学生や社会人、CSR(企業の社会的責任)などの観点から社会的な課題に関心のある方々が多かったようです。

おかげで、「質問が出なかったらどうしよう?」という主催者側の心配も、杞憂に終わりました。(皆さま、ありがとうございました!)

高嶋さんのお話で印象的だったのは、「当初は、『難民の人たちを支援してあげる』といった、ある意味おごった考えがあったけれども、実は自分が教えられること、難民の人たちに逆に励まされることの方が大きかった」と仰っていたところです。これはまさに自分の経験ともぴったり重なる点で、思わず大きくうなずいてしまいました。

私自身も難民支援の仕事についた頃は、「かわいそうな難民の人たちを助けてあげたい」という気持ちが大きかったのですが、次第に仕事を通じて教えられる、成長させてもらえることの方が大きい、ということに気づいたからです。それに、何よりも自分が楽しい、好きだから続けられたわけで・・・。だから「偉いことしてますね」と言われても、「好きだからやってるだけです」とこたえるしかないのです。

先日ある大手民間企業のCSR担当の方とお話をした際にも、同じようなことを仰っていました。その企業は、発展途上国でのBOPビジネス(低所得者の生活水準の向上にも貢献するビジネス)を立ち上げるべく、取り組みを進めているところで、既に現地視察なども行っているそうなのですが、「はじめは、一企業として社会に貢献できることは何か、という考え方にもとづいて取り組んできたけれども、最近は、逆に教えられることの方が多いんじゃないかと思うようになってきた」というのです。

それを聞いて、私は同じ「気づき」を共有できたことをとても嬉しく思いました。それは国際協力や社会貢献にまつわる活動は、一方通行ではないということ。一般的にリソースを提供する側(支援・貢献する側)にとっても、はかりしれない大きなメリットがある、ということです。これからも、こうした「気づき」の輪が広がっていくといいなあ、と思いました。

ところで今、ベトナムにいます。5泊6日の出張もあっという間に終わりを迎えようとしています。東京も暑いようですが、こちら(特にホーチーミン)も暑い!久しぶりのベトナムは発展がめざましくびっくりです。え?ベトナムで何をしてるのかって?それについては、また追ってご報告します!



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